ご挨拶

 
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千葉県歯科医師会及び千葉県歯科医師連盟の会員の皆様におかれましては、日頃より本連盟の事業にご理解とご尽力を賜り感謝申し上げます。
去る3月25日開催されました第109回千葉県歯科医師連盟評議員会に於いて、尾﨑 俊郎先生(現 県歯連盟副会長)が、次期連盟会長に選出されました。
平成27年から3期6年間、至らぬ点も多々ございましたが、役員・会員の皆様に支えられ無事責務を全うできたことを、まず御礼申し上げます。
この6年間、県歯と連携を取りながら多くの諸問題に取り組んでまいりました。
県連盟として、最重要の仕事の一つである千葉県への予算・政策要望については、自民党医療問題議員研究会の先生方との良好な関係を築き、県庁との関係を良好にしてまいりました。
その結果、歯科の現状や課題について、多くの県議の先生方にご理解・ご協力をいただき、8029運動やそれを含めた歯科保健条例の改正、全国初の児童相談所嘱託歯科医師制度の開始、コロナ禍での歯科への各種衛生資材の供給等、様々な政策を速やかに実現することができました。
また、重要課題である組織率の改善については、砂川県歯会長はじめ、県歯執行部、郡市役員の先生方の地道なお声がけにより、新入会・復会共に、改善傾向にあります。
連盟の活動が見えにくいというご意見についても、HPのリニューアルを行い、会員専用ページを新たに構築する事で、会員に向けた情報発信を積極的に行い、閲覧数も少しずつ上昇しております。
コロナ禍が続く中、実体経済の停滞により会員にも影響が出ております。残り僅かとなりました任期も「会員の生活を守る会」としての連盟の役割を胸に最後まで全力で活動してまいります。また、来年7月には連盟の重要な仕事である『山田宏先生』の参議院議員選挙もございます。
引き続き先生方の一層のご理解とご協力のほど衷心よりお願いしましてご挨拶に致します。

千葉県歯科医師連盟のホームページにアクセスしていただきありがとうございます。
千葉県歯科医師連盟は、県民の皆様に安全・安心の歯科医療を提供する為、一般社団法人千葉県歯科医師会の医療政策の実現と歯科診療所の安定した経営の確保に向けて日々活動しております。
近年、口の中の様々な細菌が、肺炎・動脈疾患・低体重児出産・感染性心内膜症など全身の健康に大きく影響することが判ってきました。

平成29年6月9日「経済財政運営と改革の基本方針2017~人材への投資を通じた生産性向上~」(骨太方針)が閣議決定され、この中でも「口腔の健康は全身の健康にもつながることから、生涯を通じた歯科健診の充実、入院患者や要介護者に対する口腔機能管理の推進など歯科保健医療の充実に取り組む。」と記されており、国も拡大し続ける医療費の適正化の手段として、歯科・口腔保健の重要性を重視するようになりました。

更に平成30年には、診療報酬改定、介護保険法改正、介護報酬改定のトリプル改定が控えております。地域包括ケアの枠組みの中で、老若男女・障がいの有無にかかわらず万人が等しくクオリティの高い歯科医療を受けられるよう、本連盟も、日本歯科医師連盟と連携を取りながら国政へ働きかけて参ります。 本県においては、県議会与党の自由民主党の殆どの県議会議員が所属する医療問題議員研究会を窓口として定期的な協議会を通じ、県民の健康の為の施策や、近年特に本県で問題となっております歯科衛生士の受給問題などについて引き続き働きかけて参ります。

千葉県歯科医師連盟は、一般社団法人千葉県歯科医師会、千葉県歯科医師国民健康保険組合と共に、県民の健康寿命延伸と、それを担う会員の医院経営の安定に努めて参ります。
保険医を続ける以上、政治に無関心・無関係ではいられません。 是非、多くの先生方のご参加とご協力をお願いいたします。